ロリポップ・アンド・バレット

アニメ・映画・特撮・読書の感想や考察を書いたり書かなかったりする

2018-02-01から1ヶ月間の記事一覧

痛みで繋がる少年少女 『キズナイーバー』レビュー

私自身trigger作品が好きで、今期の『ダーリン・インザ・フランキス』を毎週目をキラキラさせながら観ている。ダリフラ、面白いですよね。シリーズ構成は『シュタゲ』で脚本を務めた林直孝と、『グレンラガン』監督・錦織敦史だ。キャラデザは『君の名は。』…

インターネッツに足跡を残すということ 「ストーリー不要の時代」「ポリゴンはわるくない!」を例に

ちょっと前にはてな匿名ダイアリーにて、以下の記事が話題になっていた。 https://anond.hatelabo.jp/20180116071707 シナリオライターをされている方が、今流行りのポプテピピック、鉄血、異世界スマホを例に挙げて「今はストーリーに価値が見出されない時…

【ブログ開設から1年】ブログ概要を今更ながらまとめてみた

2/15日をもって、当ブログは開設から1年経過しました!これまで見てくださった方ならお分かりの通りアニメ・映画を中心に感想をまとめていますが、よくよく考えたら「ブログの運営記事」って書いてなかったなぁ、というわけでこの機会にまとめてしまおうと思…

優れた文学としてのポプテピピック あるいは『君の名は。』の再来

もうポプテピピックに関する考察は死ぬほど語られてもう何も語る事など残されていないとは思うし、この記事もn番煎じなのだろうけどとりあえず「何故こんなにも流行っているのか」を自分なりに考えてみました。 元々ポプテピピックが流行り出したのはアニメ…

『宇宙よりも遠い場所』前半の雑感と、「淀み」のテーマ

今期アニメが全て出揃い、多くの作品で方向性が定まってきた頃だろう。ポプテピピックという特異点をはじめとし、京アニの『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』、triggerとA-1の合作『ダーリンインザフランキス』、タカラトミーの本気『シンカリオン 』など…