シゲの鑑賞日記(仮)

主に趣味(アニメ、仮面ライダー、ポケモンなど)を自由気ままに語りますヾ(๑╹◡╹)ノ" 特に、アニメの感想などをつらつらと書いていくつもりです^ ^

インターネッツに足跡を残すということ 「ストーリー不要の時代」「ポリゴンはわるくない!」を例に

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ちょっと前にはてな匿名ダイアリーにて、以下の記事が話題になっていた。

https://anond.hatelabo.jp/20180116071707

 

シナリオライターをされている方が、今流行りのポプテピピック、鉄血、異世界スマホを例に挙げて「今はストーリーに価値が見出されない時代だ」と愚痴をこぼしたもの。

しかしながら反響は本人が思った以上に大きく、ネット上(主にツイッター)では「ポプテピピックが流行っているからといって、ストーリーが軽視されている訳じゃないだろう」「君の名は。シン・ゴジラがあれだけヒットしたのはストーリーが良かったからだろう」など、ビシビシと叩かれていた印象だ。

 

いやまぁ、確かに異世界スマホやらポプテピなどのごく一部の例を挙げて「ストーリーが要らない時代だ!」と結論づけるのは無理があるとは思う。本人も「酔った勢いで書いたような愚痴」と認めている訳だしそこまでガチになって叩かなくても、と思ったのが正直な感想。インターネットでは迂闊なことは口にできないなと心底思いました。

 本人からすれば本当に「チラシの裏の殴り書き」だったんだろうけど、いくらチラシの裏とはいえネット上なので、まとまりのない頓珍漢な主張でも全国に広がり、識者によってビシビシと叩かれてしまうのはなかなか怖いですよね。自分が今書いている記事だって、ひょんなことからビシビシ叩かれて可能性だって無いわけではないのだから。

 

もう一つの例としてニコニコ大百科の記事「ポリゴンはわるくない!」があります。まずは有無を言わずに読んでほしい…。

 http://dic.nicovideo.jp/t/a/ポリゴンはわるくない!

 

 最初の方はあの有名な「ポリゴン事件」の概要について、どのシーンで誰がどんなアクションを起こした時に"それ"が起こったのかが、若干癖の強い口調ながらも詳細に書かれている。自分も途中までは「なるほどなるほど…。」と読んでいた。

事故が起これば、誰かが責任を取らなければならない。ポケットモンスターの看板キャラであるピカチュウにその役割を負わせるのは色々と不味いだろう。ならばその回のゲストキャラ「ポリゴン」に責任を負わせよう。という経緯が割と正確に書かれていたのだが、途中から「今のポケモンファンは心が汚れている!」などとかなり話がぶっ飛んでおり、ツッコミどころが満載だ。

そのすぐ下にあるカタカナのセリフも見るに耐えない惨状だ。挙げ句の果てにはポケモン「ルビー・サファイア」の赤と青はポリゴン事件で話題になった「パカパカ」の手法が暗喩されているのでは…?など、(それはそれで面白い解釈だが)普通に考えると「いや、それはないだろ」となる考察がなされている。

そしてポリゴンは記事内で「ヤンデレ」としてのキャラを付与され、ちょっと頭のネジが数本飛んだようなセリフを発する。

 

もう完全に「ポリゴン事件」云々の話から遠ざかってますよね。ポリゴン事件の経緯と、ポリゴンに対する誤解を解くのが記事の趣旨だったはずなのに、勝手に仮想敵を作って「今のポケモンファンはおかしい!」としてしまったり、さらには「もしもポリゴンに感情があったら」など、妄想がふんだんに盛り込まれており、事実確認としてはあまりにも突飛な内容の記事と言わざるを得ない。

 

ちなみにこの記事が作成されたのは2009年。

仮に記事主が当時中学1年生だとしても、今はもう22歳あたりか?いずれにせよ黒歴史である事には変わりない。書いた当時としては、自分の中に渦巻く「ポリゴン愛」をどうにかして昇華していまいたい、皆の誤解を解きたいという正義感からこのような結果に至ったのだろう。

この記事のスレッドは1500レスにまで登り、今でも掲示板内で賛否が繰り広げられているほか、中には「こんな記事削除してしまえ!」という声も。記事主もここまで騒ぎになるとは想像してなかっただろう。

 

インターネットという永久凍土層

 

ところで皆さんには学生時代の「黒歴史」ってありますか?もしかすれば右腕が疼いちゃったり片目に眼帯つけていたテンプレ厨二病の方もいるのではなかろうか。ちょっと痛い言動だったり、自分で描いたちょっとヤバめの漫画だったり、色々なタイプの黒歴史ってありますよね。でもそうしたアナログの黒歴史は時間が経つにつれて人の記憶から消えていきます。本人は覚えていても、周りの人が忘れてしまえばその歴史は「なかったこと」になります。めでたしめでたし。 

 

しかし、それがインターネット上であれば話が別だ。よく言われているのは、「ネット上にあげられた画像は半永久的に拡散されて、消えることはない」です。高校の情報の授業で、一番最初に教えられた話がそのことでした。バカッターの全盛期だったから仕方ないね。

 永遠に残るかと言われれば永遠に生きてみなければ分からないのでアレなんですけど、言わんとしてる事は大体分かりますよね。少なくとも私が生きている間は残っているでしょう。

 

つまり、「ネット上での黒歴史は時間が経っても新鮮なまま生き続ける」ということです。恐ろしい。いや、もうすっごく当たり前の話ですけどね。上からものを言っているけどあんたはどうなんだ!と言われそうですが、安心して下さい。私も中学の時にポケモンの動画を挙げていた頃がありましたし、個人ホームページに訪問してポケモン交換やら掲示板で会話やらを知らない人とやっていました。完全に黒歴史ですね。流石にここに動画を貼り付けることはしないが…。

 

そしてこのブログだって何年か経てば黒歴史と化すかもしれない。ネット上に何かを残すという事は「永遠に周知され続ける」こと他ならないのだ。ちょっとイライラした時に書いた頓珍漢な主張も、若かりし時のエネルギーを暴発させたような痛々しい文章も、「当時の気持ちそのまま」で新鮮なまま保存されてしまう。自分は今、できる限り精神状態がフラットな時にブログを書くようにしている。それが「インターネッツに生き続ける黒歴史」にならないように…。