シゲの鑑賞日記(仮)

主に趣味(アニメ、仮面ライダー、ポケモンなど)を自由気ままに語りますヾ(๑╹◡╹)ノ" 特に、アニメの感想などをつらつらと書いていくつもりです^ ^

『ひぐらしのなく頃に』は自分にとってパラダイムとなる作品だった!

f:id:Skarugo0094:20170428235506j:image

こんにちは!シゲです!

ひぐらしのなく頃に』は今からおよそ10年前のアニメとなる事に衝撃を覚える今日この頃である。

放送当時にはさまざまな考察スレッドが立てられ一世を風靡したかのように思えた『ひぐらし』だが、今日では悲しい事に「ひぐらしはオワコン」と言う人も多い…。また、ストーリーにおいても「ミステリー」という皮を被りながら実際には「ファンタジー」色が強い作品だった事に憤りを隠せない人も多かった。

鬼隠し編の「正答率1%」というキャッチコピーに魅了され、純粋な「ミステリー」として考察していた者たちから大変、ひんしゅくを買った問題作という印象はどうしても拭いきれない…。

だが私は胸を張って「ひぐらしが好きである」と言いたい!というのも『ひぐらし』は自分が初めて見た深夜アニメだっただけに、強い思い入れがあるからだ。

 

私がひぐらしを見るきっかけとなったのはニコニコ動画である。ニコニコではひぐらし知名度は高く、しばしばコメントで「ひぐらし」というワードを見かけた。なので「ひぐらし」という名前自体は前から知っていたのだ。

そこで、どういう作品なのかを調べて行くうちに「可愛い女の子」が「グロテスクな事態に巻き込まれる」という大雑把な内容を見かけたのだ。私はそこに強い衝撃を受けた。その頃純粋だった私は「女の子」と「グロ」は全く相容れない要素であると思っていたからだ。この「両極端に存在する二要素」が混ざり合って、ある程度評価が高い作品として成り立っている事が、自分にとってはありえない話だったのだ…!

f:id:Skarugo0094:20170428235644j:image

それからというものの、私は『ひぐらし』がどんな作品なのか気になって仕方がなかった。自分の中でこれまで「深夜アニメ」を見るのには強い抵抗を感じていたのだが、『ひぐらし』という作品ははそれさえも凌駕して私を惹きつけたのだ。布団の中で家族にバレないように第1話を見た記憶が今でも鮮明に残っている!

 

ここまで長々と自分語りを書いてきたが、ここからは本編の魅力についてを見ていこう。この作品は一期と二期に分かれていて、それぞれ「出題編」「解答編」となっている。さらに、それぞれの編が「パラレルワールド」という扱いになっており、バラバラのストーリーが後半で繋がってくる、まるで"パズル"のような魅力がある作品だった。

一期の「出題編」ではミステリーテイストの強い「謎が謎を呼ぶ」展開だった。主に「オヤシロ様の祟り」を巡った悲劇が描かれる。ここで「解答編」につながる多くの伏線も散りばめられてゆく。二期の「解答編」では一期を踏まえた上で謎が解き明かされ、黒幕に立ち向かう熱いストーリーとなっている。ここで初めて「ループもの」というファンタジーの要素が色濃く現れてくる。こういった複雑な構成でストーリーが展開されていく。

 

第一期の魅力と言えば純粋なミステリー要素である。1話1話が謎に包まれており、飽きる事なく見れてしまう。そして何と言っても物語の「引き」が凄いのだ!毎回「え?もう終わり?」「続きがめっちゃ気になる!」という声を思わずあげてしまう程であるw次回予告の、少しもの悲しげな雰囲気も、「ひょんな事から日常が悲劇に変わってしまう」という『ひぐらし』らしさに拍車をかけていた。

 

そしてグロテスクなシーンも視聴者の目を釘付けにしてしまう。今まで部活などの、のほほんとした日常が描かれたいたのに、まるで地雷を踏んだかのように唐突な「ヤバい」描写が現れて我々をいい意味で驚かせるのだ…!この「日常」と「闇の部分」のメリハリが非常にうまく機能していた!

第一期はこうした「怖いもの見たさ」や「これからどんどんヤバくなっていくぞ…!」「オヤシロ様の祟りとは一体何なのだ!」という得体の知れない面白みがあったと感じている。第2話の「嘘だッ!」や目明し編の爪のシーンなど今でも脳裏に焼きつくインパクトがあった。

 f:id:Skarugo0094:20170428235755j:image

f:id:Skarugo0094:20170601122701p:image

第二期では一期から時期が開いたこともあり、作画が大変良くなった印象。(お世辞にも第一期の作画は良いとは言えない…)

だが、第二期の最大の特徴は上で述べた「ファンタジー要素」である。主なファンタジー要素としては羽入という幽霊の存在、未知の病の存在、そして「ループ設定」である。

特に「ループ」という設定は私にとっては衝撃で、大変感情移入のしやすいものであった!古手梨花の苦悩や、圭一の「運命を変える」という信念がひしひしと伝わり、熱い展開に拍車をかける。そして後に私が『シュタゲ』『まどマギ』といった「ループもの」の作品を見るきっかけになる要因であった!

また、主役の「前原圭一」が物語において重要なファクターとして展開されていく。圭一というキャラは大変私が気に入っている主人公である。いわゆる熱血系であり、視聴者をもグイグイと引っ張るようなカリスマ性を発揮するのだ。『ひぐらし』は舞台が田舎であり古い風習ばかりに囚われて物事が進まない状況に、圭一は一石を投じるのである。この作品の「運命は変えられる」というテーマを具現化した、そんなキャラクターであった!

f:id:Skarugo0094:20170429000346j:image

そして私が第二期で特に気に入っているのが「皆殺し編」と「祭囃し編」である。「ループ」が判明してから運命を変えるまでのプロセスをメインに展開されていく。キャラクター同士が団結し、山狗たちに立ち向かう話の運び方は、まるで熱血アニメのような熱さで大変楽しめた!「皆殺し編」では「もう少しで黒幕を倒せる!」というところで負けてしまうカタルシスが凄かった…(いつ見ても皆殺し編のラストは泣いてしまう)

祭囃し編」では「今度こそは負けない!」というキャラクター達の信念を大いに感じることができた!そして黒幕側である鷹野も鷹野で「負けられない!」という、信念と信念のぶつかり合いはもはやミステリーなんてものではなく、何度でも言うけれども熱血アニメである!

(羽入と鷹野が神社で宣戦布告するシーンはあまりにも有名な名シーンである)

 f:id:Skarugo0094:20170601095427p:image

総じて、ひぐらし』は第一期と第二期では「違った楽しみ方がある」作品であった。一言で言えば第一期はミステリー、第二期は熱血系ファンタジーである。純粋なミステリー一本で期待していた人からすればたまったもんじゃない作品になるかもしれないw

だが私は「ミステリーだろうがファンタジーだろうが面白ければそれで良い!」という考えだったため、細かい粗は全く気にせず作品を楽しむ事が出来たのである。割り切って見れるかどうかが、このアニメを見る際には重要だと感じている。

 

ひぐらしのなく頃に』はお世辞にも「完璧な構成」とは言えない作品だが(作者の竜騎士07氏は広げた風呂敷をうまくまとめるのが苦手だとはよく言われていたりする…)それでも私は「ひぐらしが好きである」と言いたいのだ!確かに粗はあるし好き嫌いが分かれるアニメだけど、良いところはこんなにもあるんだよ!ということを今回は伝えたかったのだw

ひぐらし』を見たから私は深夜アニメを見るようになり、「ループもの」のアニメを好むようにもなった。私にとって『ひぐらし』はナンバーワンの作品ではなくとも、大きな影響を与えた"パラダイム"なのである!

f:id:Skarugo0094:20170429000752j:image