しげデウスの鑑賞日記

主に趣味(アニメ、仮面ライダー、ポケモンなど)を自由気ままに語ります。 特に、映画・アニメ・特撮などジャンル広めに徒然なるままに…。

『タイバニ』マーベリック編に感じる"惜しさ"

外出自粛のゴールデンウィークに際して、折角だから今まで手をつけていなかった人気作を見ていこうと思い、『TIGER & BUNNY』(以下『タイバニ』)をこの5日間で視聴。 「ヒーローもの」の王道を行く脚本と、クリフハンガーな物語の引きがかなり印象深い作品…

なぜ「3値を知る前には戻れない」のか あるいは「しゅくふくポケモン」が自分にもたらした"呪い"について

ゲーム『ポケットモンスター』シリーズ、単純計算してみたら23年も続いてるシリーズと知り、めちゃくちゃ息の長いコンテンツに進化してきたなと。自分が小学4年生だったか5年生だった頃、木曜日の塾帰り、家に変えればまずチャンネルをポケモンに変える…

ボンドルドは如何に魅力的な「悪役」だったか 『劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明』感想

『メイドインアビス』はその可愛らしい風貌のキャラクターに反し、熾烈な世界観だったり、目を覆いたくなるような惨状が描かれる事から、すっかり「ハートフルボッコアニメ」の代表として見なされつつある作品だ。原作者・つくしあきひとと言えば、私個人と…

『異世界誕生2006』感想 「アンチテーゼ」に留まらない"ドラマ"に泣く

数ヶ月前にツイッターで、その惹き込まれるあらすじが話題になっていた『異世界誕生2006』。この正月休みの楽しみにとっておいた作品を読み終えての感想を残しておきたい。 2006年、春。小学六年の嶋田チカは、昨年トラックにはねられて死んだ兄・タカシの分…

『荒乙』最終回における「色」の考察。あるいは「子供ではいられなくなる」事について。

2019年夏アニメも最終回を迎え、いよいよ秋アニメも始まる時期という事で、印象に残った作品の感想でも残しておこうかなと。とりわけ、『荒ぶる季節の乙女どもよ。』(以下、『荒乙』)は、あの岡田麿里脚本という事も相まって、界隈での「熱」が大きかった…

『ぼっち生活』における「リアリティラインの曖昧さ」について。あるいは「見方を変えてアニメを楽しむ」事について。

ついに最終回を迎えた『ひとりぼっちの○○生活』(以下、『ぼっち生活』)、改めて振り返ると、「思い切った作品」だったなあと。人見知りの主人公が、ひょんな事から色々な出会いを経験して精神的に成長していく系の話は、なんだか昔の自分を見ているようで…

『スパイダーマン スパイダーバース』の"日本的ヒーローっぽさ"について。あるいは「孤高のヒーロー像」に対する挑戦

先日、『スパイダーマン スパイダーバース』を観に行きました。前評判では「ペニー・パーカーちゃんが可愛すぎる」と聞いており、「これならアメコミに慣れてない自分でも見やすいぞ!」と思い、視聴に至りました。『スパイダーマン』シリーズについては金曜…

マリオメーカーはなぜあんなにも面白いのか、あるいは「拡散されるマリオ」について

先日、ニンテンドーダイレクトによって様々な新規タイトルが発表された。ゼルダの伝説『夢をみる島』リメイク決定や『牧場物語』がまさかのドラえもんとコラボなど、さすが任天堂と言うべき、”強い”顔ぶれである。その中でも個人的に一番驚いたのは何を隠そ…

「自分らしい文章を書くこと」の難しさについて

自分は普段、twitterでアニメ・特撮の感想を気ままにつぶやくことで「アウトプット」をしている。twitterは「思いついたことを一言だけつぶやく」という性質上、感想や雑感を書く際の”フットワークの軽さ”が利点である。その証拠に、私は(というかほとんど…

仮面ライダーという「救い」『仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER』感想

平成最後の冬映画『平成ジェネレーションズFOREVER』をようやく観に行けました。 結論を言うと、「エモさ全振りのお祭り」と呼ぶのが相応しい作品だった。自分は『アギト』で平成仮面ライダーに出会い、それ以降はライダー熱が下がっていたところ、『ディケ…

『ゾンビランドサガ』における、「生き続ける」の意味について (7話までの所感を含めて)

私はこれまでアイドル系のアニメに手をつけたことが無かった(というか「食わず嫌い」していた)。というのも、近年ではアイドルや音楽を軸としたアニメはかなり増えていて、一見(こう言えば誤解を招きそうだが)どれも同じに見えてしまう。また、アイドル…

「何もないからこそ、何かを生み出せる」という錬金術 『プーと大人になった僕』を視聴して。

先日、話題の映画『プーと大人になった僕』を観に行った。自分は当然、キャラクターとしての「プーさん」は知っていたのだが、原作ストーリーについての知識は無かった。 「豚なのに細いキャラ、尻尾でジャンプというド◯キーコングの敵さながらの動きを見せ…

『劇場版仮面ライダービルド』において「Be The One」は何を表したのか。次の10年に向けた究極のオマージュ

今年もこの時期がやって来た。仮面ライダーの夏映画は劇場版ポケモンシリーズと肩を並べて映画業界を賑わせる、まさに「キッズコンテンツ夏の陣」である。映画の感想の前に『ビルド』TV本編をざっと振り替えるとこんな感じである。 ・記憶喪失の天っ才物理学…

胃下垂の自分が体重50キロから60キロに増量させた方法と、変わったこと

大学入学時、恥ずかしながら私の体重は50キロ前後で、同世代の中でもかなりのガリガリ体型でした。一番最初に大学で行った健康診断では何と48キロ!腹が減っているタイミングで測ったという事もあり、普段以上に痩せた数値になってしまった! 高校時代までは…

アニメ『ロックマンエグゼ』で印象に残った回をまとめました

既に3ヶ月もの間、更新が途絶えてしまったためか、はてなブログに広告がチラつくようになった。「この広告は1ヶ月以上更新のない場合に表示されます」という、半ば晒しあげのような不名誉なレッテル貼りだ。リアルの忙しさルナティックだったので仕方ない。 …

名前が変われば別人になった気がするアレについて

4月1日からは新年度ということで、みなさん忙しい日々を送られているでしょう。そう、4月というのは知ってのとおり「クラス替え」「入学」「年度初め」と、変わり目の時期であり環境がガラッと変わってしまう瞬間だ。初めて会う人も多く、慣れない生活に身を…

野菜が美味しい

リアルの方でとーっても忙しかったので更新できず仕舞いでしたが、生存報告も兼ねて。とりあえず何でもいいから書いときたいというのが本音で、本当はアニメ感想みたいなカッチリしたものを書きたかったけど、時間も取れないので例のごとく「食べ物系記事」…

痛みで繋がる少年少女 『キズナイーバー』レビュー

私自身trigger作品が好きで、今期の『ダーリン・インザ・フランキス』を毎週目をキラキラさせながら観ている。ダリフラ、面白いですよね。シリーズ構成は『シュタゲ』で脚本を務めた林直孝と、『グレンラガン』監督・錦織敦史だ。キャラデザは『君の名は。』…

インターネッツに足跡を残すということ 「ストーリー不要の時代」「ポリゴンはわるくない!」を例に

ちょっと前にはてな匿名ダイアリーにて、以下の記事が話題になっていた。 https://anond.hatelabo.jp/20180116071707 シナリオライターをされている方が、今流行りのポプテピピック、鉄血、異世界スマホを例に挙げて「今はストーリーに価値が見出されない時…

【ブログ開設から1年】ブログ概要を今更ながらまとめてみた

2/15日をもって、当ブログは開設から1年経過しました!これまで見てくださった方ならお分かりの通りアニメ・映画を中心に感想をまとめていますが、よくよく考えたら「ブログの運営記事」って書いてなかったなぁ、というわけでこの機会にまとめてしまおうと思…

優れた文学としてのポプテピピック あるいは『君の名は。』の再来

もうポプテピピックに関する考察は死ぬほど語られてもう何も語る事など残されていないとは思うし、この記事もn番煎じなのだろうけどとりあえず「何故こんなにも流行っているのか」を自分なりに考えてみました。 元々ポプテピピックが流行り出したのはアニメ…

『宇宙よりも遠い場所』前半の雑感と、「淀み」のテーマ

今期アニメが全て出揃い、多くの作品で方向性が定まってきた頃だろう。ポプテピピックという特異点をはじめとし、京アニの『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』、triggerとA-1の合作『ダーリンインザフランキス』、タカラトミーの本気『シンカリオン 』など…

組体操不要の時代

組体操といえば小学生の頃を思い出す。私は体重が軽いほうだったので、毎回上ばかり任されて正直良い思い出がない。こう言えば「上は乗るだけだから楽だ」といった反論が飛び交ってきそうだ。なるほど確かに下で支えるのは100キロ近くの負荷がかかる上に、砂…

ドクターペッパーをできるだけ美味そうに表現してみる

夏には麦茶やポカリスエットといった旬のようなものがあるけれど、味覚が平均値よりも外れている私はドクターペッパーに手をつける。『シュタインズ・ゲート』でその存在を初めて知った私は暑さで乾ききった喉を潤す、というのはあくまで名目にすぎず、実際…

『宝石の国』の独特な雰囲気は何なのか

最終回が終わってからだいぶ日が経ったが、せっかくなのでメモしておきたい。「雰囲気アニメ」と言えばまるで「外観だけは立派だが中身の伴っていない作品」としての意味で使われることが多いのだが、私は決して「雰囲気アニメ」が悪い言葉だとは思わない。…

『シンカリオン』第1話の雑感。王道キッズアニメでワクワクするぞ!

キービジュアルを見た段階で「何だこのロボット!めちゃくちゃカッケェじゃん!」となったので視聴決定。鉄道に精通したオタクという訳ではないのだが単純にロボットの格好良さの虜になってしまったのだ。 冒頭、謎の新幹線が変形して夜の街を騒がせる。対策…

フジカラーのCMを聴けば、胃腸炎を思い出す

あけましておめでとうございます。 年末年始になると何かしら報告というか、挨拶の記事みたいなのを書かなきゃいけないんじゃないかという義務感もあり、また生存報告も兼ねて更新している。 正月のテレビ番組ってどの局もバラエティ番組一色で、しかも5,6時…

『アポクリファ』22話の演出が作画崩壊にしか見えないのは何故か

今期放送中のアニメ『Fate/Apocrypha』の作画を巡ってとある議論がなされていた。22話の戦闘シーンがどうも「神作画派」と「作画崩壊派」で意見が真っ二つに割れていたらしいのだ。私自身、リアルタイムでは追っておらず貯めていたものをつい最近消化してい…

マカロン・とろサーモン・俺ガイルと「個人の感覚」

ブラックコーヒーが好き!と言えば、2chでは大抵「ブラックコーヒー飲める自分カッケー!とか思ってんだろ!w」と返ってくる。そう、これこそが「味覚マウント」だ。ブラックコーヒー以外にもチョコミントも代表的な味覚マウントの材料だ。あんな歯磨き粉の…

『ハガレンFA』は人間賛歌の物語だった 〜神に抗う"素手パンチ"〜

本当に今更なのだが『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』(以下、『ハガレンFA』)を視聴した。劇場版の公開にあたってWOWOWで毎週5話ずつ放送していたのを追っかけたのだが、いやもうすっごい引き込まれましたね。序盤、傷の男・スカーが何やら悪い奴っぽく…